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Panic Disorder 2002 Past,Present,Future

上島国利 編

定価1,575円(本体1,575+税5%)
2003年1月発行・A4判・42ページ
ISBN4-901694-04-9 C3047

不安神経症のなかに鋭い不安発作をもつ一群の患者が存在することは,わが国でも慧眼な一部の臨床家により注目されていました。この一群がパニック障害として初めて疾患分離されたのは1980年以降です。その後,研究者や臨床家の積極的な啓発活動により,今日では,パニック障害は専門家のみならずプライマリケアの医師や一般の人々にまで広く認知されるようになっています。本書は,パニック障害について,疾患概念の変遷,病態解明に向けた生物学的研究,最新の脳画像診断と治療アプローチを,第一線で活躍する研究者・臨床家が詳説しています。

 



目 次

はじめに 上島国利

パニック障害のBiologyの最近の話題 穐吉條太郎
 1.NIRSによるパニック障害の画像研究 2.高頻度磁気刺激による不安惹起効果と抗うつ薬の効果 3.CRFレセプター・アンチセンスによる不安の抑制

Panic Theater −パニック障害の疾病概念を理解するために 貝谷久宣
 1.パニック障害に対する医療実情 2.パニック障害の病状経過 3.パニック障害の症例 4.パニック障害の行動特性

パニック障害のPETによる脳ブドウ糖代謝の評価 久保木富房
 1.方法 2.結果

パニック障害とうつ病 田島 治
 1.なぜ今comorbidityか 2.うつ病と他の精神疾患とのcomorbidity−疫学的な研究結果から− 3.パニック障害からみたうつ病とのcomorbidity

ジュネーヴ以前のパニック障害 高橋 徹
 1.西欧における不安病態臨床研究 2.わが国の記述―江戸期の文献から 3.わが国の記述―昭和年代のもの

ジュネーブ以降のパニック障害の進展 越野好文
 1.パニック障害の概念の進展 2.病因についての進展 3.治療の進展 4.パニック障害の理解の進展 5.QOLの進展

最近のパニック障害の治療 竹内龍雄
 1.APAの治療ガイドライン 2.エキスパートのコンセンサス 3.わが国の専門家による治療法 4.残された課題 5.難治例について

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