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モーズレイ処方ガイドライン
第10版

David Taylor, Carol Paton, Shitij Kapur 著
内田裕之、鈴木健文、渡邊衡一郎 監訳

定価7,875円(本体7,500円+税5%)
2011年1月発行・B5判変形・484ページ
ISBN978-4-901694-45-2 C3047

本書は英国を代表する精神科医療機関モーズレイが作成した処方ガイドライン「Maudsley
Prescribing Guidelines 10th edition」の邦訳であり、処方医にとってのハンドブックとして発展してきたこのガイドラインは、日常遭遇する臨床場面における向精神薬の処方において極めて実践的で有用なものである。
 今回の第10版は、Shitij Kapur氏が新たに加わって作成されたもので、心房細動における向精神薬の使用、抗うつ薬の代替となる薬剤、秘密投薬等の追加のほか、可能な限りの最新情報を英国NICEガイドラインやCochrane Reviewから採用した完全改訂版である。翻訳に携わった慶應義塾大学医学部神経精神科の医師による「読み解く上での注意点」も加わり、日本において役立つガイドラインといえよう。


CONTENTS

親愛なる日本の読者のみなさんへ
原著の著者・編集者
原著の序
原著の謝辞
原著からの注意
監訳者・訳者
本書を使用する際の注意

Chapter 1: 向精神薬および抗てんかん薬の血中濃度モニタリング
総論
検体結果の解釈
主な抗精神病薬の血中濃度

Chapter 2 :統合失調症
抗精神病薬−総論
抗精神病薬−等価換算量
抗精神病薬−最小有効量
抗精神病薬−認可された最大量
新しい抗精神病薬
新しい抗精神病薬−費用
抗精神病薬−処方の一般原則
NICEガイドライン−統合失調症
初発統合失調症
統合失調症の再発/急性増悪(アドヒアランス良好例)
統合失調症の再発/急性増悪(アドヒアランス不良例)
忍容性低下による抗精神病薬のスイッチング−推奨例
抗精神病薬に対する反応性−処方薬を増量,変更,追加すべきか,
 あるいはそのまま続けるべきか?
抗精神病薬の効果が現れるスピードと時期
第一世代抗精神病薬−その位置づけ
抗精神病薬−モニタリング
抗精神病薬のデポ剤
リスペリドン持効性注射剤(RLAI)
デポ剤を長期間使用している患者の管理−減量について
抗精神病薬の併用療法
高用量の抗精神病薬の処方とモニタリング
陰性症状
抗精神病薬の予防投与
治療不応性統合失調症
クロザピン使用の最適化
治療不応性統合失調症−クロザピンに代わる治療法
クロザピン−一般的な副作用への対処法
クロザピン−一般的ではない稀な副作用
クロザピン−重篤な血液学的および心血管系副作用
クロザピン,好中球減少およびリチウム
クロザピン関連流涎
クロザピンと化学療法
外来におけるクロザピン治療開始のガイドライン
オメガ3脂肪酸(魚油)
錐体外路症状
高プロラクチン血症
アカシジアの治療アルゴリズム
遅発性ジスキネジアの治療
悪性症候群
緊張病
抗精神病薬と高血圧
抗精神病薬による体重増加
抗精神病薬による体重増加への治療
抗精神病薬と関連するQT延長
抗精神病薬,糖尿病および耐糖能異常
抗精神病薬と脂質異常症
抗精神病薬と性機能障害
抗精神病薬誘発性の低ナトリウム血症
抗精神病薬:相対的副作用−簡易ガイド

Chapter 3 :双極性障害
バルプロ酸
リチウム
カルバマゼピン
急性躁病または軽躁病の治療
双極性障害における抗精神病薬
双極性うつ病
急速交代型双極性感情障害
双極性障害における予防

Chapter 4 :うつと不安
抗うつ薬
抗うつ薬−三環系抗うつ薬
抗うつ薬−選択的セロトニン再取り込み阻害薬
抗うつ薬−MAOI
抗うつ薬−その他
気分障害の治療
うつ病の薬物治療
有効最低用量−抗うつ薬
抗うつ薬の再発予防効果
難治性うつ病の治療−第一選択
難治性うつ病の治療−第二選択
難治性うつ病の治療−その他報告がある治療法
精神病症状を伴ううつ病
電気けいれん療法(ECT)と向精神薬
うつ病に対しての精神刺激薬
抗うつ薬誘発性低ナトリウム血症
脳卒中後うつ病
SSRIと出血
抗うつ薬と糖尿病
高齢者のうつ病治療
抗うつ薬の心臓への影響
抗うつ薬誘発性の不整脈
抗うつ薬と性機能障害
抗うつ薬と高プロラクチン血症
抗うつ薬−置換と中止
抗うつ薬の中断症状
St John’s Wort
抗うつ薬の薬物相互作用
抗うつ薬:副作用の相対的評価一覧
抗うつ薬−経口(錠剤)以外の投与経路
不安障害
ベンゾジアゼピン
ベンゾジアゼピンと脱抑制
ベンゾジアゼピン:依存性と解毒について
不眠症


Chapter 5 :小児・思春期
小児・思春期における処方の原則
小児・思春期におけるうつ病
小児・思春期における双極性障害
小児・思春期における不安障害
小児・思春期における強迫性障害(OCD)
注意欠陥多動性障害(ADHD)
小児・思春期における精神病
自閉症スペクトラム障害
チックとトゥレット症候群
小児・思春期の不眠症に対するメラトニン
小児・思春期における急速鎮静
小児・思春期によく使用される向精神薬の使用用量

Chapter 6 :物質依存
序文
アルコール依存症
ニコチンと禁煙
刺激性薬物の依存に対する薬物的治療
ベンゾジアゼピン使用
薬物乱用−要約
街で手に入る薬物と処方される向精神薬の相互作用

Chapter 7 :特殊な患者群における向精神薬の使用
てんかんにおけるうつ病および精神病
抗てんかん薬と他の向精神薬の薬物動態相互作用
抗けいれん薬の中止
妊婦に対する薬剤の選択
授乳期の向精神薬
腎障害
肝障害
高齢者に対する処方
認知症
認知症に伴う行動と心理的症状
食事や飲み物を利用した秘密裡の投薬
パーキンソン病
摂食障害
急性の行動障害または暴力的行動
学習障害(LD)における慢性行動障害(挑戦的行動)
学習障害(LD)における自傷行動
向精神薬と手術
心房細動−向精神薬の使用
境界性パーソナリティ障害の投薬治療
せん妄
高頻度に報告される向精神薬の身体的副作用の要約
高頻度に報告される向精神薬の行動的・認知的・精神的副作用の要約

Chapter 8 :さまざまな状態および物質
向精神薬の過量投与
向精神薬の生化学的・血液学的影響
薬剤の適応外処方
精神疾患におけるプラセボ効果に関する観察
アルコールとの薬物相互作用
ニコチン
喫煙と向精神薬
カフェイン
補完療法
服薬アドヒアランスの強化
車の運転と向精神薬
精神科における抗生物質の使用

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