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読むだけでコツがつかめる
問診力トレーニング

アルバート・マイケル
澤田法英 渡邊衡一郎 監訳 編集

定価4,200円(本体4,000円+税5%)
2010年5月発行・A5判・256ページ
ISBN978-4-901694-38-4 C3047

本書は、英国精神医学会 精神科医資格試験の構成要素となる客観的臨床能力試験に向けた対策書 “OSCEs in Psychiatry”の訳本です。
 内容は日本でも日常的にみられる診察場面を想定した会話例を集めたもので、うつ病や精神病性疾患、また認知症などについて、どのように症状を聞き出すか、精神科疾患をどのように鑑別していくか、どのように患者に問いかければよいかについて書かれています。診断の場面や病気の説明、薬物療法の説明も含め、さまざまな精神科臨床で起こりうる問題(同意能力についての問題、他科医師との連携など)についても書かれており、研修医やコメディカルスタッフだけでなく、そうした病院で働く勤務医や看護師にも有意義な内容となっています。

Contents

日本語版の出版に寄せて
  監訳・編集者の前書き

序章 望ましい問診とは

T.気分障害の診察
1. うつ病の評価をする
2. うつ病における否定的な認知について聞き出す
3. 悲哀の症状を聞き出す
4. 抗うつ薬治療について説明する
5. うつ病のリチウムによる増強療法について説明する
6. 当直中に精神科の指導医に相談する
7. 躁病の症状を聞き出す
8. 双極性障害の治療について説明する
9. うつ病と認知症を鑑別する
10. 産褥期の障害におけるリスク評価
11. 産後うつ病について説明する

U.精神病性障害の診察
12. 幻覚について聞き出す
13. 妄想を聞き出す
14. 自我障害について聞き出す
15. 統合失調症患者の外来診察
16. 統合失調症について説明する
17. 抗精神病薬による治療の必要性を説明する
18. 錐体外路系の副作用を評価する
19. 離人症について聞き出す
20. 暴力のリスクを評価する

V.認知症の診察
21. 簡易精神機能検査(MMSE)
22. 早発性認知症の患者を評価する
23. アルツハイマー病について説明する
24. 抗認知症薬について説明する
25. 前頭葉機能を評価する
26. 前頭側頭型認知症に随伴する病歴
27. 認知症に随伴する病歴
28. 認知症の介護サービスについて説明する

W.精神作用物質使用に関わる疾患の診察
29. アルコール歴について聞き出す
30. アルコールの過剰摂取のリスクについて説明する
31. アルコール症の身体的検査
32. 精神作用物質使用の既往について聞き出す
33. 覚醒剤と精神病について説明する

X.神経症性疾患、その他の疾患の診察
34. 強迫性障害の症状を聞き出す
35. 強迫性障害の治療について説明する
36. パニック発作の病歴を聞き出す
37. 過換気とパニック発作について説明する
38. 広場恐怖のマネージメントをする
39. PTSD の症状を聞き出す
40. 摂食障害の病歴を聞き出す
41. 境界性パーソナリティ障害の特徴を聞き出す
42. 精神発達障害に伴う挑戦性行動を評価する

Y.検査
43. 頭部MRI スキャンレポートを議論する
44. 脳波検査を依頼する
45. リチウム毒性の管理

Z.非薬物療法についての説明
46. 認知行動療法について説明する
47. 電気けいれん療法の説明をする
48. 長期の精神分析的精神療法について説明する

[.その他の評価
49. 精神保健福祉法について説明する
50. 病前性格を評価する
51. 同意能力について評価する
52. 治療を拒否する能力を評価する
53. 自殺のリスクを評価する
54. 遺言能力について評価する

OSCEについて
OSCEs in Psychiatry序文
訳注
Index



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